中途半端に腐ってます。

腐った女子のつぶやき。

サンジイヤーという苦行。

数年前のジャンプフェスタにて、岸本先生が来年はカカシイヤーです!!!と宣言され、マジかよーーーーーー!!!!とすごい楽しみに年越しを待ったあの日。

 

それから数年、NARUTOが終わった今でも果たしてカカシイヤーなんてあったのかといまでも不思議に思っています。

 

頑張ってた気がするけどイヤーって感じじゃなかったかな。


そう作者さんの発言なんてそう簡単に鵜呑みにするもんじゃない。そうだったらいいなと思うのが一番。
だからサンジイヤーなんて……
サンジイヤーなんて!!!!


かつてアラバスタ編で彼がおれはMr.プリンスと名乗った日から、やれ本当にどこそこの王子様なんじゃ!
なんでサンジだけ北生まれ設定あるの?
なんで眉毛巻いてんだよ。
悪魔の実図鑑なんて持ってるのどこそこの金持ちしかいないだろ?
などと!
様々な妄想を繰り広げてきた乙女や腐女子たちがサンジイヤーと高らかに宣言されたこの年に!
血反吐を吐く思いするなんて誰が思ったことか。

 

もう私のライフポイントはゼロよ……。

 

すでにワンピースを読んでいる人たちはドフラミンゴとローの過去で結構な薄暗い思いをしてきたはずなのに。ローの過去もだいぶ地獄だった。
それ以上の地獄がここに。

 

サンジイヤーって言ったらこうオレたちのサンジが待たせたな!!!!ってちょっとカッコ良くサンジが!!大活躍☆みたいな!


……なんだ今の現状は。
ジェルマってなんだよ……えっマフィア?マフィアの息子?とかそういう妄想を繰り広げてるまでは良かった。
サンジ四つ子!!!!サンジのお姉ちゃん!!!!に萌える余裕もなく畳み掛ける今まで秘められていた設定の嵐。


あんなにアホカッコ可愛い私たちのサンジが家族に虐待……?
改造人間として出来が悪いからって虐げられ、やっとこさ逃げてきて、やっと父親と呼べる存在に出会い、料理を学び、仲間が出来、幸せな13年間送っていたのに突然目の前に現れる過去……。
実の家族のために政略結婚、断ったら育ての親や大切に思ってる人を殺すと脅され、島から出たらなら大事な宝物(手)は吹っ飛ぶ。

 

ジャッジがゼフにちょっと似てるのも辛い。


ただサンジが人造人間なんかじゃなくて、なおかつお母さんには愛されてたことは救い。


これでプリンちゃんが実は悪い子でしたみたいなのだったら、サンジ人間不信じゃん……。
いやでもプリンちゃんがあの三つ目ちゃんなら十分あり得ると思ってる。


我々は一体サンジの笑顔を最後に見たのはいつなんだ。あれか、あの笑顔か。


あぁ眩しかった。


きっと来年が本当のサンジイヤーなんだ。
きっと来年は華麗な足技と見事な包丁さばきと輝かしい笑顔とメロリンなサンジに会えるはず。

 

そう願って年を越そう。